阿佐ヶ谷HANCOOKで開催された「夏の韓国料理を楽しむ会」に参加してきました
もう1か月近く前の話になりますが、阿佐ヶ谷の韓国料理店「HANCOOK」で開催された、「夏の韓国料理を楽しむ会」に参加してきました。

主催したのはこちらのお二人。
韓国料理研究家の本田朋美さんと、HANCOOKのオーナーシェフ、林さんです。

2人のコラボレーションによる夏の料理を楽しむ会、まだ食べたことのないメニューがずらりと並びます。
楽しみ(^^)

まずは「シャンパンマッコリ」の別名で日本でもすっかり有名になった韓国蔚山のマッコリ、福順都家(ポクスントガ)で乾杯。

発泡性の高いマッコリのシュワシュワーとした飲み口が最高です。
出来てから2日目のものを飲ませてもらいました。

この日は通常飲むことのできない「福順都家」の原種も特別に試飲することができたんです。
10度と15度。
アルコール度数の高い濃厚なマッコリ。
美味しいけど飲み過ぎると危険ですね^^;

今年の5月、この「福順都家」の酒蔵を訪ねて蔚山まで行ってきたんですよ。
いずれブログで記事にUPしますね。
さぁ一皿目の料理はこちら。
「昆布と野菜の干し揚げ」(プガク、ティガク)

一番奥は海苔、真ん中がジャガイモ、手前が昆布。
海苔は味付けした後に干してから揚げてあります。上にかかっているのは餅粉。
これを「부각(プガク)」といいます。
じゃがいもは塩水でゆがいてから3日間干した後に挙げてあります。
昆布は干したものを一度水で戻して塩味をつけてから再度干して、最後に揚げます。
この二つを「튀각(ティガク)」と呼ぶそうです。
どれもつまみ始めると手が止まらず、あっという間に皿が空になってしまいました。
こちらはパンチャン。
白菜キムチ、もやしのナムル、きゅうりはエゴマと塩麹でナムルにしてあります。

かぼちゃ餅(タンホバクポムリ)
かぼちゃを塩と砂糖でしばらく漬けて、出てくる水を軽く切ってから、うるち米をまぶして蒸し上げにしてあります。
おやつ感覚で食べられる一品です。

(この写真のみ、本田さんにお借りしました)
あわびとホタテの水刺身(ムルフェ)
コチュジャンと酢をベースにした冷たいスープに入っているのは、片栗粉をサッとまぶして湯通ししたあわびとホタテ。
贅沢な逸品ですね(*^_^*)

ここで新たにいただいたお酒が静岡は掛川の国産マッコリ「きぬさら」
左は既発のマッコリですが、右は試作中というさつまいものマッコリ。
甘さとコクが全然違いますね。
参加者の方々からは、圧倒的にさつまいもの方の人気が高かったようでした。

肉のにこごり(チョッピン)

煮こごりのベースは牛骨と足の骨を5時間煮込んだスープと、牛の脛を2時間煮込んだスープを合わせています。
具はなかなか採れないという岩茸、白と黄色の錦糸玉子、松の実の粉をコラーゲンで固めています。
いやー、これは手間がかかっていますね!
そんな手間のかかった煮こごりは、口の中に入れた瞬間スッと溶けていきます。
韓国かぼちゃと青唐辛子のチヂミ(プッチンゲ)
小麦粉と片栗粉で作った生地の中に入っている具はエホバク(韓国かぼちゃ)とズッキーニと青唐辛子。
かぼちゃの甘味と青唐辛子の辛味がいい感じで混ざり合って美味しい(*^_^*)

いかスンデ(オジンオスンデ)
スンデというと豚の血合いが入ったものを想像しますが、こちらのスンデ、具は鶏肉のミンチ、味付けした春雨、豆腐、イカゲソ、パプリカ、ニンニク、ショウガ、ネギを10分ほど蒸したものを詰めています。
見た目いかめしのようなこちらの料理は酢醤油orチョコジュジャン(酢の入ったコチュジャン)でいただきます。
韓国は江原道の束草(ソクチョ)の名物料理だそうです。

えごまと豆乳の素麺(トゥルケコングクス)
韓国夏の麺料理といえばコングクスですね。
昆布出汁の豆乳スープの上に載っているのはおくら、茗荷、塩麹漬けのキュウリ。
そこにエゴマの油をたらしてあります。
エゴマを使った料理に関して、日本で林シェフの右に出る料理人はいないんじゃないかと言われるぐらいHANCOOKのエゴマを使った料理はどれも絶品揃い。
麺は揖保の糸を使っています。

デザートは五味子ゼリー(オミジャピョン)とえごまアイス
五味子の韓国一の生産地、慶尚北道聞慶市(ムンギョンシ)
本田さんはその聞慶の広報大使を務めており、五味子については日本でも一番博識な方。
そしてエゴマの使い手である林シェフ。
その二人がコラボレートしたデザート。
〆を飾るのにふさわしい逸品デザートでした。

大変美味しい料理の数々をいただいた濃密な2時間。
お腹も心も十分に満たされました
そして、ここHANCOOKで今度は林シェフと私のコラボレーションでポテサライベントが開催されます!
日時は11月17日(土)17:00~
本田さん、コリアン・フード・コラムニストの八田靖史氏も参加するイベントです。
近々詳細を発表予定。
こちらもご期待ください!!
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主催したのはこちらのお二人。
韓国料理研究家の本田朋美さんと、HANCOOKのオーナーシェフ、林さんです。

2人のコラボレーションによる夏の料理を楽しむ会、まだ食べたことのないメニューがずらりと並びます。
楽しみ(^^)

まずは「シャンパンマッコリ」の別名で日本でもすっかり有名になった韓国蔚山のマッコリ、福順都家(ポクスントガ)で乾杯。

発泡性の高いマッコリのシュワシュワーとした飲み口が最高です。
出来てから2日目のものを飲ませてもらいました。

この日は通常飲むことのできない「福順都家」の原種も特別に試飲することができたんです。
10度と15度。
アルコール度数の高い濃厚なマッコリ。
美味しいけど飲み過ぎると危険ですね^^;

今年の5月、この「福順都家」の酒蔵を訪ねて蔚山まで行ってきたんですよ。
いずれブログで記事にUPしますね。
さぁ一皿目の料理はこちら。
「昆布と野菜の干し揚げ」(プガク、ティガク)

一番奥は海苔、真ん中がジャガイモ、手前が昆布。
海苔は味付けした後に干してから揚げてあります。上にかかっているのは餅粉。
これを「부각(プガク)」といいます。
じゃがいもは塩水でゆがいてから3日間干した後に挙げてあります。
昆布は干したものを一度水で戻して塩味をつけてから再度干して、最後に揚げます。
この二つを「튀각(ティガク)」と呼ぶそうです。
どれもつまみ始めると手が止まらず、あっという間に皿が空になってしまいました。
こちらはパンチャン。
白菜キムチ、もやしのナムル、きゅうりはエゴマと塩麹でナムルにしてあります。

かぼちゃ餅(タンホバクポムリ)
かぼちゃを塩と砂糖でしばらく漬けて、出てくる水を軽く切ってから、うるち米をまぶして蒸し上げにしてあります。
おやつ感覚で食べられる一品です。

(この写真のみ、本田さんにお借りしました)
あわびとホタテの水刺身(ムルフェ)
コチュジャンと酢をベースにした冷たいスープに入っているのは、片栗粉をサッとまぶして湯通ししたあわびとホタテ。
贅沢な逸品ですね(*^_^*)

ここで新たにいただいたお酒が静岡は掛川の国産マッコリ「きぬさら」
左は既発のマッコリですが、右は試作中というさつまいものマッコリ。
甘さとコクが全然違いますね。
参加者の方々からは、圧倒的にさつまいもの方の人気が高かったようでした。

肉のにこごり(チョッピン)

煮こごりのベースは牛骨と足の骨を5時間煮込んだスープと、牛の脛を2時間煮込んだスープを合わせています。
具はなかなか採れないという岩茸、白と黄色の錦糸玉子、松の実の粉をコラーゲンで固めています。
いやー、これは手間がかかっていますね!
そんな手間のかかった煮こごりは、口の中に入れた瞬間スッと溶けていきます。
韓国かぼちゃと青唐辛子のチヂミ(プッチンゲ)
小麦粉と片栗粉で作った生地の中に入っている具はエホバク(韓国かぼちゃ)とズッキーニと青唐辛子。
かぼちゃの甘味と青唐辛子の辛味がいい感じで混ざり合って美味しい(*^_^*)

いかスンデ(オジンオスンデ)
スンデというと豚の血合いが入ったものを想像しますが、こちらのスンデ、具は鶏肉のミンチ、味付けした春雨、豆腐、イカゲソ、パプリカ、ニンニク、ショウガ、ネギを10分ほど蒸したものを詰めています。
見た目いかめしのようなこちらの料理は酢醤油orチョコジュジャン(酢の入ったコチュジャン)でいただきます。
韓国は江原道の束草(ソクチョ)の名物料理だそうです。

えごまと豆乳の素麺(トゥルケコングクス)
韓国夏の麺料理といえばコングクスですね。
昆布出汁の豆乳スープの上に載っているのはおくら、茗荷、塩麹漬けのキュウリ。
そこにエゴマの油をたらしてあります。
エゴマを使った料理に関して、日本で林シェフの右に出る料理人はいないんじゃないかと言われるぐらいHANCOOKのエゴマを使った料理はどれも絶品揃い。
麺は揖保の糸を使っています。

デザートは五味子ゼリー(オミジャピョン)とえごまアイス
五味子の韓国一の生産地、慶尚北道聞慶市(ムンギョンシ)
本田さんはその聞慶の広報大使を務めており、五味子については日本でも一番博識な方。
そしてエゴマの使い手である林シェフ。
その二人がコラボレートしたデザート。
〆を飾るのにふさわしい逸品デザートでした。

大変美味しい料理の数々をいただいた濃密な2時間。
お腹も心も十分に満たされました

そして、ここHANCOOKで今度は林シェフと私のコラボレーションでポテサライベントが開催されます!
日時は11月17日(土)17:00~
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【我らが慶尚北道!⑮】飲食知味方体験館でハングルで書かれた最古の料理書の再現料理を~その②
【我らが慶尚北道!⑭】英陽郡へ移動~飲食知味方体験館でハングルで書かれた最古の料理書の再現料理を~その①からの続きです。
飲食知味方体験館ではハングルで書かれた最古の料理本「飲食知味方(ウムシクティミバン/음식디미방)」を書いた張桂香(チャン・ゲヒャン)先生の子孫でいらっしゃる、載寧李氏宗家の奥様が出迎えて下さいました。

奥様の説明の元、いよいよ飲食知味方に記載された料理「貞夫人床(チョンブインサン/정부인상)をいただきます。
テーブルに載っているのは水キムチと、甘香酒(カミャンジュ/감향주)

甘香酒はもち米、うるち米、麹、水だけで造る伝統酒。
とろっとした口当たりは梨花酒を思い出します。
ドングリ粥(トトリジュク/도토리죽)
最初に温かい粥で胃腸を温める食習慣は昔からあったんですね。

キジ肉と野菜の和え物(チャプチェ/잡채)
現代の韓国料理店で見かける、いわゆる春雨炒めとは違います。
具はキジ肉、ワラビ、エリンギ、セリ、シイタケ、キキョウの根、キュウリ、大根の千切りに鶏頭の花で色付けをしたもの(本来はトウガンで作る)、イワタケ、大根、ホウレンソウ。
これらを混ぜ合わせていただきます。

魚餃子(オマンドゥ/어만두)
ボラを使った餃子。酢醤油につけていただきます。

タラ皮のあんかけ(テグコプチルヌルミ/대구껍질누르미)
干したタラの皮を身からはがし、ウロコを取って使用。
中のあんはキジの肉、シイタケ、イワタケ、エリンギなど。

レンコンのチヂミ(ヨングンジョク/연근적)と緑豆チヂミ(ピンジャポプ/빈자법)
緑豆チヂミの中のあんはアズキを蒸して皮を除いたものに蜂蜜を混ぜています。
ソウルの広蔵市場あたりで見かけるピンデトッとは全く違うものですね。

ツルニンジンのもち粉焼き(ソプサンサム/섭산삼)
蜂蜜がかかっています。
似たようなものを栄州でもいただきましたね。

蒸し鶏(スジュンゲ/수증계)
蒸した鶏肉を裂いたものに、錦糸卵、葉ネギ、キュウリ、ニラを添えて、鶏ダシに小麦粉でとろみをつけたあんをかけています。
栗は季節によって里芋に変わる場合も。

豚肉焼き(カジュユク/가제육)
塩と粒山椒で漬けたニンニクを載せています。
昔は豚肉の代わりに猪の肉を使う事もあったようです。

ここまでで既にこれだけの料理をいただいているのですが…
まだ料理は出てくるのです(*^_^*)

ドングリ寒天のスープごはん(トトリムッパプ/도토리묵밥)


ごはんは粟(あわ)入りです。
スープに入れていただきます。
イワタケ餅(ソギピョン/석이편)とツツジの花の焼き餅(チンダルレファジョン/진달래화전)
イワタケ餅は松の実の粉がかかっています。

〆には五味子茶(オミジャチャ/오미자차)を

この頃の韓国料理はまだ唐辛子が入ってきておらず、味付けには代わりにニンニク、山しょうがが活躍していたそうです。
丁寧かつ滋味深い料理の数々を心ゆくまで堪能させていただきました。
今回いただいた貞夫人床(チョンブインサン)は1人前55,000ウォン。
要予約で10人から受け付けているそうです。
食後は同じ敷地内にある資料館を見学。

安東からこの地に嫁いできた張桂香(チャン・ゲヒャン)先生。
賢婦人の誉れ高く、戦争から逃げてきた民に先ほどいただいたトトリムッパプをふるまったり、食の無い民には屋敷の下働きをする代わりに農作業をするための道具を与えたりしていたそうです。
書道家として素晴らしい書の数々も残しています。


こちらは当時住んでいた家屋跡から発掘されたチョゴリ。


「飲食知味方」は当時の両班家庭で作られていた料理のレシピが詳細に紹介されているほか、酒類の醸造法や、食品の保管方法についても記されている。その項目は実に146種類(74項目)にも及び、当時の食文化を知るうえでたいへん貴重な資料であります。

当時の韓国人女性の平均寿命は40代。
そんな中、チャン・ゲヒャン先生はこの本を70過ぎてから完成させ、84歳でその生涯を終えました。
高潔な精神と健康に良い食を追求してきたからこそ、その御年まで永らえたのかもしれませんね。
「飲食知味方」、原本は現在慶北大学に保管されています。
ハングルで書かれた初めてのレシピ本にしてアジア初の女性のレシピ本としても貴重な資料であり、韓国では歴史の教科書にも掲載されているそうですよ。
今回は大変いい体験をさせていただきました。
翌日この訪問の様子が韓国の新聞「アジアトゥディ」に記事掲載されました。

(「青松編その①」へつづく)
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■飲食知味方体験館
住所:陽郡石保面院里里303 (영양군 석보면 원리리 303)
道路:英陽郡石保面トゥドゥルマウルキル66 (영양군 석보면 두들마을길 66)
TEL:054-682-7764
(※2018年6月時点の情報です)
飲食知味方体験館ではハングルで書かれた最古の料理本「飲食知味方(ウムシクティミバン/음식디미방)」を書いた張桂香(チャン・ゲヒャン)先生の子孫でいらっしゃる、載寧李氏宗家の奥様が出迎えて下さいました。

奥様の説明の元、いよいよ飲食知味方に記載された料理「貞夫人床(チョンブインサン/정부인상)をいただきます。
テーブルに載っているのは水キムチと、甘香酒(カミャンジュ/감향주)

甘香酒はもち米、うるち米、麹、水だけで造る伝統酒。
とろっとした口当たりは梨花酒を思い出します。
ドングリ粥(トトリジュク/도토리죽)
最初に温かい粥で胃腸を温める食習慣は昔からあったんですね。

キジ肉と野菜の和え物(チャプチェ/잡채)
現代の韓国料理店で見かける、いわゆる春雨炒めとは違います。
具はキジ肉、ワラビ、エリンギ、セリ、シイタケ、キキョウの根、キュウリ、大根の千切りに鶏頭の花で色付けをしたもの(本来はトウガンで作る)、イワタケ、大根、ホウレンソウ。
これらを混ぜ合わせていただきます。

魚餃子(オマンドゥ/어만두)
ボラを使った餃子。酢醤油につけていただきます。

タラ皮のあんかけ(テグコプチルヌルミ/대구껍질누르미)
干したタラの皮を身からはがし、ウロコを取って使用。
中のあんはキジの肉、シイタケ、イワタケ、エリンギなど。

レンコンのチヂミ(ヨングンジョク/연근적)と緑豆チヂミ(ピンジャポプ/빈자법)
緑豆チヂミの中のあんはアズキを蒸して皮を除いたものに蜂蜜を混ぜています。
ソウルの広蔵市場あたりで見かけるピンデトッとは全く違うものですね。

ツルニンジンのもち粉焼き(ソプサンサム/섭산삼)
蜂蜜がかかっています。
似たようなものを栄州でもいただきましたね。

蒸し鶏(スジュンゲ/수증계)
蒸した鶏肉を裂いたものに、錦糸卵、葉ネギ、キュウリ、ニラを添えて、鶏ダシに小麦粉でとろみをつけたあんをかけています。
栗は季節によって里芋に変わる場合も。

豚肉焼き(カジュユク/가제육)
塩と粒山椒で漬けたニンニクを載せています。
昔は豚肉の代わりに猪の肉を使う事もあったようです。

ここまでで既にこれだけの料理をいただいているのですが…
まだ料理は出てくるのです(*^_^*)

ドングリ寒天のスープごはん(トトリムッパプ/도토리묵밥)


ごはんは粟(あわ)入りです。
スープに入れていただきます。
イワタケ餅(ソギピョン/석이편)とツツジの花の焼き餅(チンダルレファジョン/진달래화전)
イワタケ餅は松の実の粉がかかっています。

〆には五味子茶(オミジャチャ/오미자차)を

この頃の韓国料理はまだ唐辛子が入ってきておらず、味付けには代わりにニンニク、山しょうがが活躍していたそうです。
丁寧かつ滋味深い料理の数々を心ゆくまで堪能させていただきました。
今回いただいた貞夫人床(チョンブインサン)は1人前55,000ウォン。
要予約で10人から受け付けているそうです。
食後は同じ敷地内にある資料館を見学。

安東からこの地に嫁いできた張桂香(チャン・ゲヒャン)先生。
賢婦人の誉れ高く、戦争から逃げてきた民に先ほどいただいたトトリムッパプをふるまったり、食の無い民には屋敷の下働きをする代わりに農作業をするための道具を与えたりしていたそうです。
書道家として素晴らしい書の数々も残しています。


こちらは当時住んでいた家屋跡から発掘されたチョゴリ。


「飲食知味方」は当時の両班家庭で作られていた料理のレシピが詳細に紹介されているほか、酒類の醸造法や、食品の保管方法についても記されている。その項目は実に146種類(74項目)にも及び、当時の食文化を知るうえでたいへん貴重な資料であります。

当時の韓国人女性の平均寿命は40代。
そんな中、チャン・ゲヒャン先生はこの本を70過ぎてから完成させ、84歳でその生涯を終えました。
高潔な精神と健康に良い食を追求してきたからこそ、その御年まで永らえたのかもしれませんね。
「飲食知味方」、原本は現在慶北大学に保管されています。
ハングルで書かれた初めてのレシピ本にしてアジア初の女性のレシピ本としても貴重な資料であり、韓国では歴史の教科書にも掲載されているそうですよ。
今回は大変いい体験をさせていただきました。
翌日この訪問の様子が韓国の新聞「アジアトゥディ」に記事掲載されました。

(「青松編その①」へつづく)
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■飲食知味方体験館
住所:陽郡石保面院里里303 (영양군 석보면 원리리 303)
道路:英陽郡石保面トゥドゥルマウルキル66 (영양군 석보면 두들마을길 66)
TEL:054-682-7764
(※2018年6月時点の情報です)
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あまりにも美味しいので食べ過ぎてしまった、ある夜の「赤坂珉珉」
久しぶりに夜の赤坂眠眠へ。

なぜか写真が残っていないレモンサワーで喉を潤いした後は・・・
「鳥ピータン豆腐」

ピータン美味しいねぇ。
鶏の他に刻んだ生姜やサーサイ、ズッキーニも。

焼き餃子。

こちらのお店、焼き餃子は酢胡椒で食べるのがルールなんです。
(醤油やラー油も置いてあるんですけどね^^;)

焼きたての餃子は肉汁たっぷり。
旨し

この日のオススメ「赤茄子の麻婆」

麻婆の海に赤茄子が溺れてまーす(笑)
この時点で紹興酒のデキャンタは3本目。

豚足煮込み。
とろっとろ

水餃子。
この店のこのスープが絶品なんですよね~。
これだけおかわりしたいぐらい(^^)

鶏の唐揚げ。
王将でも見かけるこのスパイスは必須。

〆は辛い炒飯。
辛いけど滝汗かくほどでもなくバクバクと完食。

ふぃ~、満ち足りました。
何食べても相変わらず美味しいね~。
ご馳走様でした!
ちなみにこの日は今度開催される宴会の下見でした。
本番が楽しみです(笑)
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なぜか写真が残っていないレモンサワーで喉を潤いした後は・・・
「鳥ピータン豆腐」

ピータン美味しいねぇ。
鶏の他に刻んだ生姜やサーサイ、ズッキーニも。

焼き餃子。

こちらのお店、焼き餃子は酢胡椒で食べるのがルールなんです。
(醤油やラー油も置いてあるんですけどね^^;)

焼きたての餃子は肉汁たっぷり。
旨し


この日のオススメ「赤茄子の麻婆」

麻婆の海に赤茄子が溺れてまーす(笑)
この時点で紹興酒のデキャンタは3本目。

豚足煮込み。
とろっとろ


水餃子。
この店のこのスープが絶品なんですよね~。
これだけおかわりしたいぐらい(^^)

鶏の唐揚げ。
王将でも見かけるこのスパイスは必須。

〆は辛い炒飯。
辛いけど滝汗かくほどでもなくバクバクと完食。

ふぃ~、満ち足りました。
何食べても相変わらず美味しいね~。
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【閉店しました】巣鴨「ろばた巣鴨鰓呼吸」で獺祭島耕作を飲みながら男爵忖度ゴロゴロポテトサラダを
巣鴨で飲むのも久しぶりです。
この日は昔常連だったお店の店長だった方が新たに勤めるこちらのお店へ。

店内はこんな感じ。
テーブル席も多いです。

早速いただいたのはこのお酒。
西日本豪雨被災者復興支援のため発売された「獺祭 島耕作 純米大吟醸」
豪雨による停電のため発酵タンク内の温度調整ができなかったんだそうですが、充分美味しかったです。
売り上げの一部が被災地へ寄付されるそうです。


刺身の盛り合わせをお任せで。
糸より、コチ、ホウボウ、かんぱち、カツオ、平目。

そしてこの夜いただいたポテサラがこちら。
「ゴロゴロポテトサラダ」

その名の通り、荒潰しでごろごろしたジャガイモの中にはキュウリ、玉ねぎ、にんじん。
上に載っているトビコと添えられている海苔は・・・すみません、サービスしていただきました^^;

このとびこの載ったポテサラを海苔に巻いて食べるとっても美味

メニューには載っていないのですが、もし興味がおありでしたら事前に電話で問い合わせてみて下さい。
店長がいれば作ってもらえるかもしれません(^^)
とうもろこしのかき揚げも美味美味

宮城県新澤酒造の「超濃厚ヨーグルト酒」
ジャージー牛乳で作ったお酒はとろみがあって甘酸っぱい味。

相変わらず何を食べても飲んでも食べても美味しいお店。
そして何よりも店長を始めとするスタッフの接客が心地よくて居心地がいいんですよね~。
また近いうちに来なければですね(^^)
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店内はこんな感じ。
テーブル席も多いです。

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西日本豪雨被災者復興支援のため発売された「獺祭 島耕作 純米大吟醸」
豪雨による停電のため発酵タンク内の温度調整ができなかったんだそうですが、充分美味しかったです。
売り上げの一部が被災地へ寄付されるそうです。


刺身の盛り合わせをお任せで。
糸より、コチ、ホウボウ、かんぱち、カツオ、平目。

そしてこの夜いただいたポテサラがこちら。
「ゴロゴロポテトサラダ」

その名の通り、荒潰しでごろごろしたジャガイモの中にはキュウリ、玉ねぎ、にんじん。
上に載っているトビコと添えられている海苔は・・・すみません、サービスしていただきました^^;

このとびこの載ったポテサラを海苔に巻いて食べるとっても美味


メニューには載っていないのですが、もし興味がおありでしたら事前に電話で問い合わせてみて下さい。
店長がいれば作ってもらえるかもしれません(^^)
とうもろこしのかき揚げも美味美味


宮城県新澤酒造の「超濃厚ヨーグルト酒」
ジャージー牛乳で作ったお酒はとろみがあって甘酸っぱい味。

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【我らが慶尚北道!⑭】英陽郡へ移動~飲食知味方体験館でハングルで書かれた最古の料理書の再現料理を~その①
【我らが慶尚北道!⑬】タルシル村散策~韓国の名勝60号「青厳亭(チョンアムジョン)」へからの続きです。
奉化郡を離れバスで一路、英陽郡(ヨンヤングン/영양군)へやってきました。

【英陽郡】
“英陽郡は慶尚北道の北東部に位置し、奉化郡、蔚珍郡、盈徳郡、青松郡、安東市と接する。人口は1万7507人(2018年6月)。この人口は島嶼地区である慶尚北道鬱陵郡に次いで韓国の全市郡で2番目に少ない。郡の東部を太白山脈が南北に貫いており、標高1219mの日月山(일월산)をはじめとした山岳地域である。郡内には朝鮮時代中期から続く同族村(集姓村)が点在し、載寧李氏の一族が住むトゥドゥル村(두들마을)や、漢陽趙氏のチュシル村(주실마을)、楽安呉氏の甘川村(감촌마을)には貴重な伝統家屋が残る。ほか観光地としては前述の日月山や水下渓谷(수하계곡)、ホタルの生息地として特区に指定されたホタル生態体験村(반딧불이생태체험마을)などがある。ソウル(東ソウルバスターミナル)から英陽バス停留所までは市外バスで約4時間30分の距離。”
(八田氏提供資料より)
今回個人的に特に楽しみにしていたのが、この英陽郡にあるとある施設。
八田氏が解説をしながら手にしている本、これが韓国で初めてハングルで書かれた最古の料理本「飲食知味方(ウムシクティミバン/음식디미방)」の複製本なんです。

実は一度新大久保でその再現料理の一部を味わう機会があり、いずれ本場で本格的に味わってみたいと思っていたのですが、まさかこんなに早くその夢がかなうとは…
その料理を味わえる「飲食知味方体験館(ウムシクティミバンチェホプグァン/음식디미방 체험관)」に到着しました。


広大な敷地の中に様々な建物が。



この「知味館」の中で料理をいただけるようです。


中に入るとすでに我々用のテーブルがセッティングされていました。

この肖像の方がチャン・ゲヒャン先生。
約350年前に料理書「飲食知味方」を書いた方です。

次回記事でいただいた料理の数々を紹介します。
(「英陽編②」へつづく)
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奉化郡を離れバスで一路、英陽郡(ヨンヤングン/영양군)へやってきました。

【英陽郡】
“英陽郡は慶尚北道の北東部に位置し、奉化郡、蔚珍郡、盈徳郡、青松郡、安東市と接する。人口は1万7507人(2018年6月)。この人口は島嶼地区である慶尚北道鬱陵郡に次いで韓国の全市郡で2番目に少ない。郡の東部を太白山脈が南北に貫いており、標高1219mの日月山(일월산)をはじめとした山岳地域である。郡内には朝鮮時代中期から続く同族村(集姓村)が点在し、載寧李氏の一族が住むトゥドゥル村(두들마을)や、漢陽趙氏のチュシル村(주실마을)、楽安呉氏の甘川村(감촌마을)には貴重な伝統家屋が残る。ほか観光地としては前述の日月山や水下渓谷(수하계곡)、ホタルの生息地として特区に指定されたホタル生態体験村(반딧불이생태체험마을)などがある。ソウル(東ソウルバスターミナル)から英陽バス停留所までは市外バスで約4時間30分の距離。”
(八田氏提供資料より)
今回個人的に特に楽しみにしていたのが、この英陽郡にあるとある施設。
八田氏が解説をしながら手にしている本、これが韓国で初めてハングルで書かれた最古の料理本「飲食知味方(ウムシクティミバン/음식디미방)」の複製本なんです。

実は一度新大久保でその再現料理の一部を味わう機会があり、いずれ本場で本格的に味わってみたいと思っていたのですが、まさかこんなに早くその夢がかなうとは…

その料理を味わえる「飲食知味方体験館(ウムシクティミバンチェホプグァン/음식디미방 체험관)」に到着しました。


広大な敷地の中に様々な建物が。



この「知味館」の中で料理をいただけるようです。


中に入るとすでに我々用のテーブルがセッティングされていました。

この肖像の方がチャン・ゲヒャン先生。
約350年前に料理書「飲食知味方」を書いた方です。

次回記事でいただいた料理の数々を紹介します。
(「英陽編②」へつづく)
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【我らが慶尚北道!⑫】奉化へ移動~安東権氏の集姓村であるタルシル村で伝統韓菓をからの続きです。
タルシル宗家伝統油菓を後にした一行はタリシル村をしばし散策することに。

山に囲まれたこの地域は金の鶏が村全体を抱いているようだと表現され、鶏谷との意味でタルシル、またそれを漢字で酉谷と表現するのだそうです。
(八田氏資料より)

今でも現在も安東権氏の末裔30余戸が暮らしているそうです。

この大きな門は「月門(ウォルムン/월문)」と呼ばれています。

説明をして下さっているのは奉化に18年(だったかな?)住んでいらっしゃるという日本人ボランティアの方。
門を開けるとそこから見える景色がまるで丸い額縁に収まった風景画のように見えるのだそうですよ。

金具に刻まれた、卍は永遠を、수は寿、복は福の意味があるそうです。

沖齋(チュンジェ)博物館へやってきました。


残念ながら時間の都合で、村の案内映像を見るだけに。
しかし、ご厚意で普段は見られないこの映像に写っている場所を見学できることになったのです。

門をくぐって中へ入ります。

書斎として使っていた東屋だそうです。

これが青巌亭(チョンアムジョン/청암정)
まるで巨大な亀のように見える一枚岩の上に建てられています。
韓国の名勝60号に指定されています。

普段は外観を見学できるのみなのだそうですが、今回ご厚意で中も見学させてもらえることに。

ここで数多くのソンビが学び、暮らしていたのでしょうね。

ちょっと蒸し暑い天気だったのですが、中に入るとひんやり。

中から見る外の光景もまた、額縁に収められた風景画のようです。

しばし休憩しながらボランティアの方の解説を聞きます。

しーんと静まり返った中、時折吹く風がとても心地よかったです。

さて、奉化を後にして、次なる目的地へと移動します。
(「英陽編①」へ続く)
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タルシル宗家伝統油菓を後にした一行はタリシル村をしばし散策することに。

山に囲まれたこの地域は金の鶏が村全体を抱いているようだと表現され、鶏谷との意味でタルシル、またそれを漢字で酉谷と表現するのだそうです。
(八田氏資料より)

今でも現在も安東権氏の末裔30余戸が暮らしているそうです。

この大きな門は「月門(ウォルムン/월문)」と呼ばれています。

説明をして下さっているのは奉化に18年(だったかな?)住んでいらっしゃるという日本人ボランティアの方。
門を開けるとそこから見える景色がまるで丸い額縁に収まった風景画のように見えるのだそうですよ。

金具に刻まれた、卍は永遠を、수は寿、복は福の意味があるそうです。

沖齋(チュンジェ)博物館へやってきました。


残念ながら時間の都合で、村の案内映像を見るだけに。
しかし、ご厚意で普段は見られないこの映像に写っている場所を見学できることになったのです。

門をくぐって中へ入ります。

書斎として使っていた東屋だそうです。

これが青巌亭(チョンアムジョン/청암정)
まるで巨大な亀のように見える一枚岩の上に建てられています。
韓国の名勝60号に指定されています。

普段は外観を見学できるのみなのだそうですが、今回ご厚意で中も見学させてもらえることに。

ここで数多くのソンビが学び、暮らしていたのでしょうね。

ちょっと蒸し暑い天気だったのですが、中に入るとひんやり。

中から見る外の光景もまた、額縁に収められた風景画のようです。

しばし休憩しながらボランティアの方の解説を聞きます。

しーんと静まり返った中、時折吹く風がとても心地よかったです。

さて、奉化を後にして、次なる目的地へと移動します。
(「英陽編①」へ続く)
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