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【2020年1月の大邱⑮】朝鮮に帰化した日本の将軍「沙也可」ゆかりの「鹿洞書院」と「達城韓日友好館」

大邱には有名な日本人が2人いる。
1人は寿城池の造成に生涯をささげた水崎林太郎氏。
そしてもう1人が日本の将軍でいながら朝鮮に帰化した「沙也可(さやか)」である。


沙也可将軍が朝鮮に帰化した経緯などは「トラベルコ」の記事に詳しく書いているのでご参照いただければ幸いである。


その沙也可の直筆の親書や遺品を所蔵しているのがここ「達城韓日友好館(タルソンハニルウホグァン / 달성한일우호관)
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館内は殆どの場所に日本語表記があるので韓国語が分からなくても問題ないが、事務所に日本語可能な文化解説士の先生がいることが多い(不在の場合もあり)ので、お願いすると館内を案内してくれる(無料)
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シアタールームでは日本語字幕による沙也可の生涯を描いたCGムービーが観られる。
以前は3Dで観られたのだが現在は機材が故障してしまったとの事(^^;
まず先にここで映像を観ておくと館内の見学もグッと理解しやすくなるので最初に観ておくことをお勧めする。
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館内は沙也可の直筆の書や遺品の他、関連の品々が展示されている。
文禄の役の前後の頃の日韓関係の歴史も掲示されているが、よくある「倭奴」などの日本に対するネガティブな表記は一切なく、とても公平な見地からの文章が多い。
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韓日友好館の隣に建つ「向陽門」
この門は沙也可の故郷と言われている和歌山県の方向に向いているのだとか。
ちなみに沙也可というのは本名ではない。
朝鮮に帰化したことで日本に残してきた家族、縁者に類が及ばないよう付けた名前だ。
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沙也可が祀られている「鹿洞書院」
その名の通り鹿の多いこの友鹿洞(ウロクトン)という村で、沙也可は鹿と戯れながら余生を過ごしたと言われている。
彼の子孫は今でもこの地に住んでいて、一族全員両班なのだそうだ。
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時間に余裕があれば、ぜひ裏山にある沙也可の墓も訪ねてみてほしい。
麓から歩いて15分ぐらいだが、急勾配なのでかなり足にはくる(^^;
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これが沙也可の墓。他は夫人が眠っている。
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山の登り下りは結構ハードだが、澄んだ空気を存分に吸いながらこの景色を眺めるだけでも行く価値はあると思う。
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沙也可の生涯についてはこの司馬遼太郎 街道をゆく 2 韓のくに紀行」が詳しい。
司馬遼太郎の推察も読んでいてかなり興味深いものがある。
他にも70年代の韓国各地が紹介されているので、興味のある方はご一読を。

(クリックするとAmazonのページに飛びます)



詳しくは、トラベルコのこちらのページで紹介しています⇒


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■達城韓日友好館(달성 한일우호관)
住所:大邱広域市 達城郡 嘉昌面 友鹿キル206(대구광역시 달성군 가창면 우록길 206 (가창면))
TEL:053-767-5751

■鹿洞書院(녹동서원)
住所:大邱広域市達城郡嘉昌面友鹿ギル218 (대구광역시 달성군 가창면 우록길 218 (가창면))
TEL:053-767-5790

営業時間:3月-10月:9:30-18:00, 11月-2月:9:30-17:00(入場は閉館時間の50分前まで)
定休日:1月1日, 秋夕, 旧正月, メンテナンス日(不定)
(※2020年1月時点の情報です)


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2020-05-30 07:00 : 大邱観光 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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プロフィール

ポテサラ男爵

Author:ポテサラ男爵
                           ポテサラは外で食べるのも家で作って食べるのも大好き!
韓国の食と文化にも興味があり、年に数回韓国の各都市(最近は特に大邱市が多いです)を訪れています。
日々是好日。
ご笑覧いただければ幸いです。
(記事で紹介しているお店の情報については訪店当時のものとなります。)

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