慶尚北道の食文化を体験する会に参加してきました(後編)

前編からの続きです。



八田氏の解説が終わった後は、「飲食知味方(ウムシクティミバン)」の再現料理をいただきました。
20170427






まずは前菜。
クォンゴギムルキムチ(キジ肉の水キムチ)
トンアトンチェ(トウガンの和え物)
トンアチェ(トウガンの千切り炒め)
20170427

20170427






ソプソンサンボ
20170427
ツルニンジンを揚げたものにハチミツがかかっています。
ホクホクして美味しいです。






チェプチェ
20170427
春雨は入りません。

食材は
・キジ肉
・イワタケ
・万能ねぎ
・キュウリ
・大根
・チナムル
・トラジ
・干しシイタケ



これらを醤油・ごま油・山椒・塩だけでシンプルに味付けしているのですが、これを混ぜて食べると食材本来の味が口の中にぶわっと広がります。
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チョンボ・ヘサムチム
20170427
アワビとナマコにキジ肉(この日は鶏肉)をのせて蒸したもの。
アワビがとにかく柔らかい!






タックンヌンボ
20170427
鶏肉と一緒に添えられているのはハチノス。
行者ニンニクと、ニンニクを塩と山椒で漬け込んだスライスが添えられています。






きゅうりのキムチ
20170427
キュウリをかつら剥きにした後千切りにしてるんだそうです。
手間がかかってますよね!
キジ肉と和えて。






趙善玉先生手作りのキムチ。
20170427
前編で述べた通り、飲食知味方の料理では祭祀料理にトウガラシやニンニク、コチュジャンを使うのはNGです。
でもちょっと刺激物も欲しくなりますのでね(^_^;)
番外編という事で出していただきました。
小さな器にこんな丁寧な盛り付け。
しかも美味しい!




なぜ祭祀料理にトウガラシやニンニクを使わなかったのか、八田氏が教えてくれました。

霊的な存在であるご先祖様は、陰陽五行思想において「陰」の気を持つため、「陽」の気を持つ唐辛子、ニンニクとは反発するため、せっかく料理を捧げても食べられないということになってしまいます。なので祭祀料理には唐辛子、ニンニクなどの刺激物が用いられず、穏やかな味付けのものばかりになります。


なんだそうですよ。
でも現代の韓国料理はトウガラシやニンニクを使ったメニューが多いですよね?


その疑問にも八田氏が答えてくれました。

こうした霊的な存在の中で、悪意をもつもの(病気や腐敗など人間に災いをもたらす鬼神)を弾く意味から、唐辛子やニンニクが使われてきた歴史もあります。しめ縄に唐辛子を挟んだり、葬礼の場でユッケジャンを食べたりするのが象徴的な例です。

なるほど~。
ニンニクが魔除けのなるというのは万国共通なんですね。






ナンミョン
20170427






この麺、玉子と小麦粉だけで作っているんです。水は一切使ってないんだそうですよ。
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最後はデザート。
・チャクミョンボッ
・ソギビョンポ
・パクサンポ

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すみません、メモし忘れてどれがどのメニューかわかりません(^_^;)






冷えた五味子茶の中には片栗粉を茹でて冷した麺が入っていました。
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一皿ごとの量は少なくてもこれだけの品数を出してもらうとさすがに満腹です。

眼で彩りを楽しんで
鼻で香りを楽しんで
口に入れて素材の良さを味わう

いやー、3回満足しました。

慶尚北道は大邱市に隣接する地域(もともと大邱も慶北だったんですがね)
今後は大邱を拠点に各地を巡ってみたいですね。
素晴らしい会に御招きいただきありがとうございました(^^)



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2017-05-03 16:47 : 韓国その他 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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プロフィール

ポテサラ男爵

Author:ポテサラ男爵
                           ポテサラは外で食べるのも家で作って食べるのも大好き!
韓国の食と文化にも興味があり、年に数回韓国の各都市(最近は特に大邱市が多いです)を訪れています。
日々是好日。
ご笑覧いただければ幸いです。

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